あなたのその子供への言葉かけ、間違っているかもしれません。
親の正しい言葉かけ・褒め方が、将来子供が目標達成に向かって頑張る”意欲のある子供”へ成長していくのかを決めるのです。
今回は、多くの親が間違った言葉かけ・褒め方をしている実情と、目標を見つけて頑張る意欲のある子供に育てる為の正しい言葉かけ・褒め方をご紹介したいと思います。
momokoもすっかりドツボにハマっていたので、この情報を知って救われましたー(;゚Д゚)!
目次
よくあるこの言葉かけ、間違っています!
例えば、子供がテストで90点を取ってきたとします。
この時、あなたなら何て子供に言葉かけをしますか?おそらく多くの親が
「90点!頑張ったね。100点まであと少しだね。」
「お!もうすぐ100点だね!次も頑張ろうね」
と言葉かけをすると思います。満点近く取れた頑張りを褒めて、次も頑張ってほしい事を伝えますよね。
でもこれ、まず考え方自体が間違っているのです!
この言葉かけをした時、90点の部分ではなく「残り10点」の部分に着目しています。
この言葉かけによって、「あと10点足りなかったんだ!満点を目指さなきゃ」と子供は理解してしまうのです。
小学生になっていきなり他人に評価され始める事に、子供は衝撃を受ける
保育園・幼稚園時代は、何をやっても頑張りを褒めてもらえて、他人と比較される事はありませんでした。
でも小学生になった途端、自分を「通知表」というもので評価され、自分の実力を他人と比較される場へと変わります。
自分のマイナス面を探される場へと足を踏み入れる事は、7歳の子供にとっては大きな衝撃なのです!
「100点満点」以外は、どうしても「100点に辿り着けなかった理由」に着目されてしまいがちです。
「宿題しなさい!」「お片付けしなさい!」「早く準備しなさい!」と言われ続けていては、自分の価値を認めてあげる「自己肯定感」が生まれません。
確かに子供への「叱咤激励」は親にとって大切な役目なのかもしれませんが、度が過ぎるとマイナス面ばかりを探して頑張る意欲を見せない子供へと成長する道を、親自らが作ってあげる事になりかねないのです。
素直な成長に大切なのは「自己肯定感」
子供が自分の価値を認めてあげて素直に成長していくためには、「自己肯定感」を持つことが必須です。
自己肯定感とは、
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。
引用:実用日本語表現辞典
つまり、子供が自分自身を大切な価値のある存在だと認めてあげること。
この「自己肯定感」を持つことによって、自分に自信をつけて目標達成へと頑張る意欲を付ける事が出来るのです!
自己肯定感が高い人は、難易度の高い事へも挑戦したり、積極的に人と関わって人間関係を良好にすることも出来ます。
もういいこと尽くしですね!
では、子供に自己肯定感を持たせる為の正しい言葉かけ・褒め方とはどういったものなのでしょうか?
「出来たこと」自体に目を向ける。何よりも頑張ったプロセスが大切
テストで90点を取ってきたら、点数ばかりに着目するのではなく、ここまで勉強を頑張った過程(プロセス)を褒めてあげましょう。
出来なかった部分より「出来たこと」に目を向ける事で、子供への言葉かけや褒め方は自ずと変わってきますよね(*^^*)
子供達は偏差値や通知表という「他人と比べられる世界」で日々頑張っているのですから、お家では「自分だけを褒めてもらえる場所」にしてあげたいですよね。
「たくさん勉強してきたものね。頑張ったね。」
「90点取れるなんてすごい!あの勉強法が良かったからじゃない?」
と、「頑張ったプロセス」や「出来たこと」を褒めてあげることで、子供は自分の頑張りを認めて「次も頑張ろう!」という意欲を自分でつけていきます。
他人から叱咤激励されてやるのと自分自身で行動を起こすのとでは、成長スピードも大きく変わってくると思います。
子供の自主性を育むためには、親の正しい言葉かけ・褒め方がとっても大きな役目を担っている事が分かりますね(*^^*)
まとめ・補足ポイント
この情報を知った時、ネガティブでマイナス面ばかりに目を向ける自分自身は子供の頃に作られたのかなぁと感じました。
世界7ヵ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査によると、他の国に比べて日本人の自己肯定感がダントツで低かったそうです!
さらに注目すべきポイントは、自己肯定感が小学生、中学生、高校生と成長していくたびに低くなっている事。
子供の「チャレンジ精神」を育むには、やっぱり小さな時からの親の正しい言葉かけ・褒め方が大切だと実感出来ますね。
- 他人と比べない
- 出来なかったことよりも出来たことに目を向ける
- 何よりも「頑張ったプロセス」を褒めてあげる
この3つを意識して子育てを頑張って行きたいと思いますー(`・ω・´)!
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