親が子供を叩く教育はあり?子供への影響を考えると恐ろしくなった。

親が子供を叩く教育 子育て




あなたは我が子を叩いたことがありますか?

正直に言うと、私はあります。

実際のところ、子育て関連のアンケートでは
『子供を叩いたことがある人』は9割 近くいる
ことが分かっています。

「感情的にカッとなって叩くことは虐待だけど、きちんとした理由があるのであれば、叩くことは教育の一貫」

だと考える人は多いようです。

ですが、はたして本当に子供を叩くことは良い教育に繋がるのでしょうか?

この記事では、

  • 親が子供を叩く教育はアリなのか
  • 叩くことで子供に与える悪い影響

について詳しくまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

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親が子供を叩く時の理由

子供アウトドア

親が子供を叩く理由として、まず代表的なものはこの5つだと思います。

  1. 命の危険がある時
  2. 他の子供に手を出して傷つけた時
  3. 言ったことをちゃんとしない時
  4. 親が精神的に疲れている時
  5. 周りの子供と比較して、自分の子供だけが出来ていない時

 

ちなみにこの前私が娘を叩いた理由は、

「薬は絶対おもちゃにしてはダメ」と言い聞かせて、手が届かないように棚の上に置いていたのに、私の隙を見て子供用の椅子を使い塗り薬を取って遊んでいたから

です。

もし塗り薬を食べていたらと思うと恐ろしくなり、娘を叩いて感情的に叱ってしまいました。

その時私が叩いた理由は「命の危険があるから」ですが、今考えると本当の理由は、

何度注意しても言うことを聞かない娘にイライラして、自分の感情を抑えきれずに叩いてしまった

のだと思います。

 

これって、さきほど「親が子供を叩く理由」で挙げた①~⑤の全てが、これに繋がるのではないでしょうか。

『子供の為』だと上手く言っていても、実際は

  • 子供を上手く言い聞かせることが出来なかった自分への苛立ち
  • 親の言う事を聞かない子供への苛立ち

を上手くコントロール出来ずに叩いた

のだと思います。

親の言うことを聞かずに、命の危険がある行動を取ってしまった子供への苛立ち

親の言うことを聞かずに、お友達に手を出してしまった子供への苛立ち

他の子は出来ているのに、うちの子だけは何度教えても出来ない子供への苛立ち

というように、親の言う通りにできない子供への苛立ちと、上手く言い聞かせられない自分への苛立ちが子供を叩いてしまう真の原因なのではないでしょうか。

これって、子供にとってはただ感情的に叩かれただけで、何のメリットもないですよね。。。。

 

叩くことで、子供にどんな影響を与えるのか

子供泣く

正直に言って、悪い影響しかありません。。。

1.悪かった本当の理由を理解できない

叩かれると子供はビックリして「恐い」という感情を抱いてその場では言うことを聞きますが、それは一時的なもので、本当は何がいけなかったのかを理解することが出来ません。

「こういう理由があってもうしてはいけない」という理解が出来ずに、
「これをしたらまた叩かれるかも」「叩かれるのが嫌だからもう止めよう」
という間違った理解をしてしまいます。

「自分が悪かった理由」を理解させる為には、手を出さずに言葉で根気強く言い聞かせることが必要です。

 

2.子供も親も心が傷つく

自分の事を一番愛してくれているはずの親から叩かれると、子供の心は大きく傷つきます。

そして、「自分は悪い子」「親は自分のことが嫌いなんだ」と自分に自信が持てなくなり、その想いは大人になっても消えない場合もあります。

その場合、社会に馴染むことが出来ず、引きこもりになってしまったり、常に周りに怯える人生を過ごすことになり兼ねません。

我が子の将来を揺るがすほど危険な行為だと思うと、本当に恐ろしいです。。。

 

3.暴力を振るう子になってしまう

子供の時に耐えてきたストレスが蓄積されて、成長するにつれてそのストレスを発散させるために暴力を振るうようになる可能性があります。

自分の感情を抑えるために、暴力で解決するんですね。

また、

子供の頃に叩かれて育った子は、自分が親になった時も同じことを繰り返す

という話は良く聞きますよね。

実際、私の義兄がそうです。

子供の頃にとても厳しい父親に叩かれながら育てられたので、子供が言うことを聞かないとつい手が出てしまうんです。

姉は

言っても治らないのよ。

だから、手を上げようとした時に出来るだけ止めるようにしてる。

と半ば諦め状態です。

叩かれて育った義兄もかわいそうですが、負の連鎖がこれからも続いていくんだと思うと、何ともやるせない気持ちになります。

 

4.人の気持ちが理解できず、反発ばかりするようになる

親からの愛情よりも「叩かれる恐怖」の方が強くなると、将来人の気持ちを理解できない大人へと育ってしまいます。

また、子供の頃に耐えた思いが爆発して、親への強い反発心が生まれる可能性も。

幼少期は良い親子関係を通して愛情や人間関係を学んでいく時期なので、この時期に恐怖を植え付けてしまうと、人を愛することが出来ない孤独を抱えた大人へ成長してしまいます。

我が子のそんな姿は絶対に見たくないですよね!

 

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子供を叩きそうになったら実践してほしい3つのこと

悲しい②

子供を思わず叩きそうになったら、どうかこの3つを実践してみて下さい。

1.深呼吸をして、イライラを落ち着かせる

まずは息を吸って吐いて吸って吐いてを繰り返して、気持ちを落ち着かせましょう。

冷静になって考えると、叩く行為は本当に必要なのかが見えてきます。

 

2.子供と距離を置く

これは私もよく実践するのですが、子供の安全だけは確認しておいて、一旦自分だけ別の部屋に移動してゆっくり気持ちを落ち着かせて考えます。

1人になると、結構冷静になれるんですよね。

しかも5分ぐらい経つと、子供がママがいない事に気づいて探し始めるんです。

子供には可愛そうですけど少し様子を見ていて、子供が私を不安そうな顔で探している姿を見ると、自分を必要としてくれている子供に対して愛情が沸き上がってきて、怒りも収まるんです。

「我が子を不安にさせて影で見てるなんてヒドイ母親だな」と自分でも思いますが、子供を感情的に叩いてしまうよりかは良いはずだと言い聞かせています。

 

3.イライラする自分を認めてあげる

イライラや怒りの感情が生まれるのは、人間としてごく自然な事なんです。

まずは「イライラしてしまう自分」を認めてあげて、その怒りを自分で上手くコントロールしてあげることが大切です。

また、親をイライラさせてしまう子供の行動やグズグズには、ちゃんとした理由が隠されています。

私が購入してその日のうちに読破してしまった本「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」は、ママやパパが子育てのイライラと上手く付き合って行くコツが書かれています。

大切なのは、イライラを我慢する事ではなく、子供へ怒りをぶつける事でもなく、自分の中で上手くコントロールしてあげる事です。

子供のことが大好きなのに、どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう?

と悩んでいるママやパパは、ぜひ手に取ってみて下さい。

 

もし叩いてしまったら、それ以上の愛情を伝えてあげましょう

親子②

「叩いてはダメ」と頭では分かっていても、どうしても気持ちが抑えきれずに手が出てしまう事ってあると思います。

私も思わず叩いてしまった後で、娘に申し訳ないことをしたと大きく後悔することがあります。

もし叩いてしまった時は、その後の行動がとても大切です。

子育て協会のホームページに、親ならきっと誰もが胸が熱くなるこんな事が書いてありました。

たたく行為は、確かにいいことではありません。
なるべくたたかないような努力も必要でしょう。
でもどうしてもたたいてしまうことだってあるし、それは仕方のないことです。
要はそれ以上に子どもをかわいがってあげることでは。

子どもがかわいい、だからいい子になってほしい。
その思いがつい、たたくことにつながってしまう。
決して子どもが憎くてたたくわけではないのに…。
だとしたら、子どもに伝えるべきなのは、たたいてわからせる恐怖感ではなく、“あなたがかわいい”というメッセージではないでしょうか。

 「子どもを叱る時、何よりも注意しなければいけないのは、自尊心を傷つけないこと」と佐々木正美先生は言われます。
「もし感情的に叱った場合は、すぐに仲直りをすること。逃げ場を作ってあげて追い詰めないこと。懲りるまで叱らないことです。叱られたことをずっとひきずってしまうことが核家族の最大の問題点。救いの手をさしのべてあげて下さい。家庭は救われる場所。安心できる心の基地、不安を解消する所なのです」。

引用:http://mindsun.net

私は叩いた後にも娘に「これは悪い事だよ!わかった!?」と大きな声で怒って、無理やりにでも娘の口から「わかった。もうしない。」という言葉を言わせようとしていたように思います。

娘は泣きながら「ごめんなさい。もうしません。」と言います。

そこで初めて、娘に恐怖を植え付けてしまったんだと気づくんです。
本当にダメな母親です。

娘を否定して、追い詰めて叱るのではなくて、娘の気持ちに寄り添って肯定的な言い聞かせをすることで、娘が自信を持って学びながら成長していけるのだと思います。

 

【親が子供を叩く教育はあり?】まとめ

仲良し

子供を大切に思うあまりに手が出てしまうことは、やっぱり多くの家庭であることなんだと思います。

ですがやっぱり、叩くことは教育ではなく、子供へは悪影響でしかないということが分かりました。

子供にとって親は『自分のことを一番に愛してくれる大好きな存在』ですよね。

どんなに強く叱ったとしても、絶対に私に寄り添ってくる姿を見ると、愛しくてたまりません。

そんな子供の純粋な気持ちを壊さない子育てが、子供を作った私たち親の責任なのだと思います。

 

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