子供が初めての熱性けいれんで救急車。経過や今後慌てない為に大切なこと。

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1歳5か月の息子が初めて熱性けいれんを起こし、救急車に乗りました。

熱性けいれんを起こした原因は、インフルエンザによる発熱でした。(痙攣時は38.7度でした)

 

「熱性けいれん」という言葉を耳にした事はありましたが、まさか我が子の身にふりかかるなんて予想もしていなかったので、落ち着いた対応が全く取れず、救急車を呼ぶ一大事となってしまいました。

このまま息子がいなくなってしまうのではないかと本気で思いました。息子なしで生きていけないと本気で考えました。

それぐらい、熱性けいれんを起こす我が子の姿は衝撃的なものでした。

 

熱性けいれんは、「10人~15人に1人」が起こすと言われています。

「自分の子供は関係ない」とは決して言い切れません。現に我が家も1人目は全くなく、2人目の今回が初めてです。

知っているのと知らないのとでは、本当に大きな差が生まれます。

愛しい我が子が突然熱性けいれんを起こした時に慌てずに、そして適切な処置が出来るように、ぜひこの記事を読んで「熱性けいれん」について知ってほしいと思います。

 

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「熱性けいれん」とは?

熱性けいれん

かかりつけの小児科でもらった、熱性けいれんについてのガイドブックを元に説明しますね。

熱性けいれんとは、

主に生後6ヶ月から5歳までの乳幼児が、38度以上の高熱を伴った時に起こる発作性疾患

のことです。

10人~15人に1人の割合で起こると言われ、1~2歳が発症のピークです。

両親や兄弟からの遺伝性も強いと言われています。(我が家は両親・長女は既往歴なしなので、遺伝でなくても起こる可能性あります)

 

発作が起こるタイミングは、ほとんどが発熱後12時間以内で体温が急上昇する時です。(発作直後は39度以上の高熱が出ている事が多い)

 

熱性けいれんには、「単純型」と「複雑型」の2種類があります。

単純型

  • 全身性けいれん(硬直(こわばる)・がくがくする)
  • 意識消失(呼びかけに応えない)
  • 顔色が悪くなる(唇が紫色に変色。チアノーゼ状態)
  • 呼吸抑制
  • けいれん持続時間は長くても5分程度

複雑型

  • 身体の一部分のみがけいれん(左右非対称)
  • けいれんが15分以上続く
  • 24時間以内に2回以上けいれんが反復する

※3項目のうち1つでもあてはまれば「複雑型」になります。

 

だいたいの熱性けいれんが「単純型」です。子供が熱性けいれんを起こした時に、「単純型」か「複雑型」かしっかり見極める事が大切です。

 

けいれん時の対処法

  • あわてない:けいれんは数分で止まり、命に関わるものではない。
  • 何もしない:身体をゆすったり、大声で呼びかけたりしない。歯を食いしばっていても、口の中に物を入れない(舌を噛み切ることはまずありえない。物を入れると逆に危険)
  • 楽な姿勢にしてあげる:首回りなど、衣服を緩めて楽にする
  • 横向きに寝かせる:嘔吐物が詰まらないように横向きに寝かせるか顔を横に向ける
  • しっかり観察する:体温測定や、けいれん持続時間、様子を観察・記録する。(目の動き、左右対称だったか等)
  • 意識回復を確認:意識が回復しても、すぐに薬や飲み物を与えない

 

救急車を呼ぶ目安

  • 発作が5分~10分以上続き、止まりそうにない時
  • 短い間隔で何度もけいれんが起こり、意識を失ったままの時
  • 全身ではなく、身体の一部に強いけいれんが見られる時
  • けいれんが治まっても、他の神経症状(麻痺や意識障害)がある時
  • 初めての熱性けいれんでどう対処したらいいか分からない時

 

熱性けいれんの詳しい対処法や覚えて欲しい重要なポイントは、こちらのホームページで詳しく説明されています。少し読みにくいかもしれませんが、とても大切な事が書かれているのでぜひ読んでみて下さい。

→「子どもと熱性けいれん」を読む

 

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息子の初めての熱性けいれんの様子

その日、息子は朝から38.6度の高熱がありました。

少し元気がない様子でしたが、ごはんも食べ話しかけると笑顔も見られました。

 

夕方5時、38.7度ありぐったりしてきたので、今日2回目の坐薬(解熱剤)を入れました。

 

私の膝の上に乗ってテレビをボーっと見ていると、息子がブルブルッと何度か震えました。

「寒いのかな?」と思い、毛布を掛けて抱きしめ、そのまま5分ほど経ちました。

 

しばらくして全く動かない息子に違和感を感じ、息子を見て話しかけましたが一点を見つめて応えてくれません。

すると、身体が何度が「ビクビクッ」とした後、息子の両手がピシッとひじを伸ばしたまま上がり始めたんです。

目は白目になり、両手を上げた状態で身体を反らせ、えびぞりをしたまま固まってしまいました。

 

この時初めて「熱性けいれんかもしれない!」と思い、とっさにスマホで対処法について調べようとしました。

「吐く場合があるので、横向きに寝かせる」と書いてあった(すでにパニックでここだけしか読めなかった)ので、とりあえず固まった息子を横向きの状態で寝かせ、すぐに119番に電話をして救急車を呼びました。

その間にも、息子の顔と唇は紫色に変色し、呼吸が止まってしまいました。

大パニックに陥った私は救急隊の方に「息子が呼吸してない!!!早く!!早く来て!!!」と、住所も言わずに叫びまくってしまいました。

救急隊の方から「落ち着いてください。すぐに向かいますので住所とお名前を教えて下さい。恐らく痙攣だと思うので、嘔吐物が詰まらないように体を横にして服を緩めてあげて下さい。揺さぶったり動かしたりしないでください。」との指示を受け、指示通りの対処をしながら息子の状況を泣きながら説明しました。

 

そうこうしていると、息子が口からブクブクと泡を吹き始めました。

すると止まっていた呼吸が再開され、身体が少しずつ動き始めました。

呼吸が止まり、痙攣を起こしていた時間は5分以内だったと思います。(パニックすぎて正確な時間は分かりません)

身体をもぞもぞと動かし始めた後も、目は白目を向いたまま、自分の手をグーにしてぺろぺろと舐め始め、明らかにいつもの息子と違う様子でした。

完全にしっかりいつもの息子に戻ったのは、ちょうど救急車が到着した頃です。(痙攣終了から10分後くらい)

 

意識はありましたが初めてのけいれんという事でそのまま救急車に乗り、救急医療センターに搬送されました。

救急車の中では、

  • けいれいんの持続時間
  • けいれん時に意識はあったか
  • 目はどこを向いていたか
  • 呼吸はしていたか
  • 左右対称の動きだったか
  • けいれんが起きた時の体温
  • 何回目のけいれんか
  • けいれんが治まってからの様子

などを何度もしっかりと確認されました。

息子は救急車の中で血圧測定などされましたが、その途中にも私の腕の中でスヤスヤと寝てしまいました。

熱性けいれんはとても体力を使う(脳も)らしく、治まった後はぐっすり寝入ってしまう子が多いそうです。

 

救急隊の方が駆け付けた時には息子の意識が戻っていた為、「救急車を呼ぶ必要はなかったでしょうか?」と聞いたら、

「初めてのけいれんの時は呼んで頂いて大丈夫ですよ。本当に怖いですよね。私達も慣れていますから大丈夫ですよ。」と優しく言って頂きました。

 

病院に着いてから先生の診察を受け、「よくある単純型の熱性けいれんでしょう」との事でした。

「血液検査と2時間の点滴をして、その間に再度けいれんが起こらなかったからお家に帰れますよ。」とのこと。

 

息子さん、初めての点滴で大号泣。「外したいー!」と暴れるのをなだめるのが大変でした。

熱性けいれん

血液検査の結果も特に異常なし。「少し塩分が不足しているので、経口補水液(OS-1など)を飲ませてあげて下さい」との事でした。

 

ホッとしたのも束の間、念のため一緒にしたインフルエンザ検査が陽性。A型でした。

熱性けいれんの原因は、インフルエンザによる高熱だったようです。

インフルエンザはその後、私と娘にうつりました( ;∀;)

その経過はこちらの記事にまとめています↓

インフルエンザ予防接種したのに家族内感染。経過とパパだけが元気だった理由。

タミフルと解熱剤を処方してもらい

インフルエンザ

約3時間半の病院滞在で帰宅することに。

先生からは

「1回目の熱性けいれんから24時間以内に再度けいれんが起きたら、入院をして詳しく検査をしてみる必要があります。その時はもう一度病院に来てくださいね。」

と言われましたが、けいれんが再度起こる事はなく、熱も2日目には下がり元気になりました。

 

後日、かかりつけの小児科を受診

お正月が明けてから、かかりつけの小児科へ相談に行きました。

質問と先生の回答を書いておきます。

再度けいれんが起こる可能性は?

ほとんどのお子さん(けいれんを起こした子供の70%)が、1回きりで終わる事が多いです。

1回目を起こした子供が2回目を起こす可能性は30%

2回目を起こした子供が3回目を起こす可能性も30%です。

1回きりで終わる可能性が高いですが、ある程度成長するまでは発熱時は注意しておいて下さい。

 

けいれんの予防薬(ダイアップ坐薬)はもらわなくても大丈夫?

ダイアップ坐薬は、多少なりとも副作用(眠くなるor興奮して眠れないなど)があります。

もし2回目を起こしたら処方するようにしましょう。

 

けいれん時、呼吸が止まるけど本当に大丈夫なのか?

けいれん時は呼吸を促す筋肉もけいれんするので呼吸が止まってしまいます。

脳に酸素が回らず本当に危険な状態になったら、脳がきちんと危険を判断してけいれんを止めるので大丈夫です。(脳に障害がある場合は別)

命にかかわる危険はまずないので、お子さんを信じてけいれんが治まるのを待ちましょう。

 

予防接種はすぐに受けさせていい?

基本的にその時の診察で健康が確認されれば問題ないが、念のため1ヶ月程度間隔を開けておきましょう。

 

との事でした。

かかりつけの先生に再度相談した事で少し安心できました。

ちなみに息子が通う保育園では通常「熱が38.0度を超えてから呼び出し」ですが、熱性けいれん持ちの子供は「37.5度を超えてから呼び出し」と少し厳しくなります。保育園によって対応は違うと思うので、保育士さんとしっかり相談してみましょう。

 

まとめ

熱性けいれんを起こす我が子は、本当に壮絶なものでした。これはもう、実際に目の前で見た人にしか分からないと思います。(現に、その場にいなかった旦那はあまりおおごとと感じていませんでした。)

対処法を知っているのと知らないのとでは、本当に大きな差が生まれます。

「子供の10人に1人」は決して他人事ではないと思います。

いざと言う時に慌てずに落ち着いて対応できるように、小さな子供を育てるママさん全員に知っておいて欲しいです。

我が家の息子も、2回目を起こさないでほしいと願うばかりです。

 

●ダイアップの必要性についてはこちら⇒熱性けいれん予防薬「ダイアップ」は必要?息子の体験で感じたこと。

 

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インフルエンザ予防接種したのに家族内感染。経過とパパだけが元気だった理由。

2017.01.08

2 件のコメント

  • ううう〜大変でしたねヾ(。>﹏<。)ノ゙
    とても勉強になります!

    • momoko より:

      hana 様

      コメントありがとうございます☆
      ほんとに、息子が熱性けいれんを起こした時に「自分が他人事だったこと」を心底後悔しました(;_;)
      ベテランのママさんになると、子供が熱性けいれんを起こしても落ち着いて観察しながら持続時間を計れるようです。
      我が子を守るためにも、次があったら(ないに越したことはないですが)落ち着いて正しい対処をしてあげたいと思います。

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